みなさんこんにちは。まちまちと申します。
理学療法士のまーくんと作業療法士のちーちゃんの2人でこのブログを運営しております!
みなさんは自分の習慣について、意識をしてみたことはありますか?
実は、習慣というものは生きていく上でとても大きな力を持っています。
習慣といえば、食習慣とか運動習慣とか、いろいろな習慣があるよね。
そうだね!
人の数だけ習慣があるけれど、普段何気なくしている習慣だからこそ、その力は絶大なんだよ!
今回はそんな習慣についてお話ししていきたいと思っています。
習慣とは
みなさんは毎日、歯磨きをしていますか?
人によっては1日に2回や3回としている人もいるかも知れません。
では、その歯磨きが2日に1回でも衛生的にも健康的にも問題ないとされてしまったら、どうでしょう?
歯磨きをやめてしまうでしょうか?
おそらく、ほとんどの方が2日に1回にするということはないと思います。
もちろん、この例えでは生理的に気持ち悪いということもありますが、何よりこれは歯磨きがみなさんの習慣となっているからです。
この習慣が崩れることこそが気持ち悪くなってしまっているのです。
さすがに、問題ないと言われたからって、2日に1回の歯磨きにはしないよね…。
まあこれは、例えの問題もあるけど…。
何より、毎日している行動が崩れてしまうことを人は気持ち悪く感じるんだよ!
私自身の経験でお伝えすると、小さな習慣から始めていって、ピークの頃よりも30kgのダイエットに成功しました。
詳しくは以下をご参照ください。
今では食べたいと思うものを好きなだけ食べても、リバウンドせずにこの体重を維持できています。
こんな習慣をもし、自分で制することが出来るなら、とても強力であると思いませんか?
これからお伝えする内容を読んでいただいて、ぜひご自分の習慣を制してください!
熱い想いも強い意志も必要ない
これから何かを継続して行っていこうという方は「これから絶対にやってやる!」などの強い想いを持っている様に感じます。
断言します。要りません。
習慣をつける上では「忍耐力」も「数値的な目標」も「ご褒美」も「期間」も必要がありません。
もっと言いますと、反復も頻度も大きく重要ではないと思います。
え!?やる気とか情熱とかっていらないの?
ダイエットする時はぜっっったいに痩せてやると思って頑張っていたのに!
いりません!
むしろそれだけ燃え上がっている方が、一度熱が冷めると続けられなくなるからね!
何が重要かはこれから伝える2つだけだよ!
正しいことよりも楽しいことを
人の脳はとても合理的です。正しいことを続けることが必要だとわかっていたとしても、なかなか続かないことってありますよね。
対して、楽しいことや嬉しいことならどうでしょうか。
例えば、運動を続けるためにジムに通うことにしたけど、続かない。
運動を続けることは大事だとわかっているのに、、、
しかし、ジムで知り合った友人と一緒に楽しく続けるとか、インストラクターが美人であるとか。
なんでも構わないのですが、それをする事が楽しいとなると、続けやすくなります。
これは人間の脳の扁桃体という部分が、快と不快を判別しているためと言われています。
つまり、自分の脳にとって快であることであれば続けやすいということになります。
仕組を作る
先ほども述べましたが、私たちが習慣を身につけるためには強い意志は必要ありません。
強い意志も熱い信念もいずれは冷めてしまいます。
私自身も心当たりがあります。
「痩せるために、朝早くに起きて1時間ウォーキングをしよう!」と考えたことがありました。
結局は1週間と続きませんでした。
最初にあったはずの想いは少なからず次第に冷めていく、そういうものなのです。
ですので、気持ちや気合いや根性などを必要としない、仕組みを作ってしまいましょう。
やらないと気持ちが悪くなってしまう仕組みを作ってしまうのです。
習慣をつけるためのPoint 5つ
では、具体的にどういったことをすれば良いのか、以下にまとめました。
- 欲望を明確にする
- 簡単なことを小さく始める
- AをしたらBをする
- 行動に移すまでを最適化する
- 祝福をする
これらの5つを中心として意識、行動することで余分なエネルギーも必要とせずに、自分の思っている習慣を身につけられます。
順を追って説明します。
欲望を明確にする
自分がその習慣を身につけたとして、どういった欲望が満たされるのかを具体的に認識してください。
紙に書き出しても良いですし、言葉にして人に伝えても良いと思います。
脳が快と判断できるもの、欲望を満たしてくれるものを明確にします。
例えば、試験でトップ10になってドヤ顔をしたい。10kg痩せてカッコ良くなりたい。
などの欲望を明確に、具体的に認識するのです。
簡単なことを小さく始める
難しく考えなくて大丈夫です。
始めたいことをとにかく簡単に、とにかく小さくしてから始めます。
例:勉強⇨とりあえず本を開くだけ
ダイエット⇨とりあえず体重計に乗ってみるだけ
ウォーキング⇨とりあえず外に出てみるだけ
小さく始めることで、始めたことに達成感を感じます。これは脳にとっての快なのです。
最悪なのは、最初から高クオリティや完璧を目指すことです。
もし、達成できなければ挫折に近い感情が生まれ、脳が不快と判断してしまうかもしれません。
AをしたらBをする
何かに付随させると、その習慣はより強固になります。
特に(A)の部分はすでに日常的に習慣化している行動であればなおさら良いと思います。
例えば、私は朝ごはんを食べた後に勉強をしています。
この「朝ごはんを食べる(A)」がトリガーとなり、「勉強をする(B)」への行動に繋げやすくなります。
行動に移すまでを最適化する
習慣化させたい行動に移るまでの思考や行動の回数を極力減らしてください。
運動を始めたいのに、ウェアに着替えなければならないし部屋の中で運動をするスペースを作らなければならない。
こうなってしまっては準備をするだけで手間ですし、いずれ準備もしなくなるでしょう。
出来ることなら、時間と場所を固定してしまいます。
その時間になって、そこに行くことで思考停止していても始められる、というくらいが最適であると考えます。
祝福をする
達成できれば祝福をしてください。それが出来たと喜んでください。
ポジティブな感情を伴わせて、それを強く噛み締めてください。
快の感情が生まれ、次も同じように達成感を味わいたいと思わせるのです。
習慣とはあなたそのもの
これまでも、これからも習慣で出来ている
”人は単なる習慣の塊にしか過ぎない”
アメリカの心理学者 ウィリアム・ジェームズ氏の言葉です。
これまでの過去は、これまでの習慣によって自分が作られてきました。
では、これからの未来も、これからの習慣によって自分が作られるということです。
いかに脳を味方にするか
脳の性質の話も度々してきましたが、もう一つ、脳には恒常性(ホメオスタシス)というものがあります。
これは変化を嫌い、安定を好むという性質です。
すでに述べた、習慣から外れると気持ちが悪いとは、この脳の恒常性が作用するからです。
自分自身を一定に保とうとしてくれているのですね。
つまり、習慣は一度身につけることができれば楽になるということです。
最初は意識をしていても、一度身について毎日同じ様な行動をとることで、脳のエネルギー削減にも繋がるということです。
最後に
今回は習慣を身に付けるためのPointを5つ紹介しました。
- 欲望を明確にする
- 簡単なことを小さく始める
- AをしたらBをする
- 行動に移すまでを最適化する
- 祝福をする
これらを全て実行する必要はありません。
自身が取り組みやすい事を継続してもらえれば十分だと思います。
人のやる気や意志の力は気まぐれであり、ほとんどあてになりません。
しかし、習慣はそうではありません。
一度身につけることが出来れば、逆にそこから変える方が難しくなります。
サボる方が気持ち悪くなるのです!
こんな強い力を持っている習慣を上手く活用することができれば、理想の自分により近づける有効な手段となると私は思います。
以上になります。最後まで読んでいただいてありがとうございました!
コメント